塾で感じる矛盾

 毎度感じる矛盾。

 それは、できない子(頑張らなければいけない子)ほど努力しないで親子そろって文句ばかりいうということ。

 なんとかできるようにしようと思って必死に指導すると「厳しい」と文句を言われ、そのくせ優しくしておくと「お金を払っているのに成績が上がらない」とクレーム。

 成績が上がらないのはね・・・保護者がそんな考えで生きているからですよ。

 「予約もきちんと入れないし、自分で入れた予約も守らないで欠席します。言われた宿題もやりません」というと、そういう保護者は決まって「勉強がすべてじゃない」とか「うちの子は勉強以外に良いところがいっぱいある」とか言うんだよなぁ。そう思うなら「成績が上がらない」って文句言うってる自分は矛盾だらけじゃん。

 塾は勉強を教えるところです。教えてもらったことをどうするかは生徒次第です。

 成績を上げるために来ているはずなのにテスト前も毎日は予約を入れない。せっかくの通い放題なのに「4日連続はきつい」とか言う。これ、まもなく学年末テストを終えて入試本番をむかえる生徒の台詞ですかね?中3のCコースだと平気でこういうことが起こります。Cコースの子は、中3の夏休み前後から仕方なく塾に来る子が多いので、中1から頑張っている選抜生との温度差は激しいです。

 中1、中2の選抜生は何も言わなくても週に4日は来ているし、テスト前の2週間は毎日塾にいます。「日曜日は休みだけどテスト前は来たい」と直談判もしてきます。

 そういう生徒の親御さんは、「アクティブ・スタディは月謝以上に伸ばしてくれる!」という良い評価になりますが、できない子の親は自分の子供が最低限のこともやらないのに勝手な噂を広げます。「勉強できる人にばっかり優しい」、「できない子に怖い」。まあ、そういう噂を広めてくれる方がありがたいんですけどね。クレーマーのお友達はクレーマー予備軍だから。そういう人たちからは敬遠される塾でありたいので。

 頑張ってやる子にはできる限りのサポートはするし、何度言っても何も努力しない子には構わなくなるのは当たり前では?何度もやるように言えば怖いと言われ、何も言わなくなれば「できる子にばっかり教える」という。子供のそういう考え方の違いは、間違いなく保護者の違いです。

 子供の学力はね、なんだかんだ言っても親の責任ですよ。

 もし、「どんなに厳しくてもいいから無理やりにでもやらせてくれ!」って預けてきたら話は変わりますけどね。数年前までやっていたうちのスパルタ指導。毎日18:00~21:00、土日は朝9:00~夜9:00、夏休みや冬休みは毎日毎日朝9:00~夜9:00。これに最後まで耐えた生徒はね、本当に伸びましたよ。でもね、今はハラスメントハラスメントの時代ですから。

「不適切」っていわれるもんなぁ。


 

アクティブ スタディ

北海道千歳市にある高校受験のエキスパート ~アクティブ・スタディ~

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