「やる気スイッチ」を信じる親

 塾に過度の期待をして過度のクレームを入れる保護者って、言葉をそのまま受け取るんですよね・・・。

 子供には本当に「やる気スイッチ」があって、塾がそのスイッチを入れてくれると思っているみたいです。

 先に言っておきます。無いですよ。


 まずは本人がやるしかないんです。やっているうちに少しわかることが出てくる。少し結果が出てくる。少し嬉しくなってくる。またやってもいいかなという気持ちになってくる。またやっていると、明らかに前よりできるようになってくる。もっと良い結果が出てくる。こんなふうに、最初に頑張ることさえできれば好循環になることはよくあります。うちの塾でも、中1の時には定期テストで200点代前半だった子が中3では400点を超えるという現象は多々あります。(500点満点)

 定期テストは範囲が決まっているので、基礎学力(内申ランクF以上)と毎日やる気持ちがあれば400点なら誰でも取れます。ただし、小学校の勉強も理解できていない場合(具体的にはGランク未満の場合)はなかなか取れません。また、毎日やらないとほぼ取れません。(最初から400点代後半というA・Bランクの人たちは別ですよ。)

 「やる」のか「やらせる」のか、これは難しい話ですが、要するに「アメとムチ」ってことですよね。現代では、ムチになる部分はなかなか使えません。そうなると、本人が「やる」ことが必然です。

 そこにスイッチは、あるんか~?

 

アクティブ スタディ

北海道千歳市にある高校受験のエキスパート ~アクティブ・スタディ~

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